「燕三条トレードショウ2019」が開催されました

 去る10月2日(水)3日(木)の2日間に渡り燕三条地場産業振興センターにおいて「燕三条トレードショウ2019」が開催されました。
「産地だからできる品揃え」というコンセプトをもとに地元の燕市、三条市の両商工会議所を中心とした実行委員会が始めたトレードショウも今年で4回目。全体で164社、三条地区では52社、その中で組合では12社が出展しました。

 今年は「職人の技 包丁フェア」も同時に開催するとあって、普段は建築金物やハウスウエアを得意としている出展各社も今回は自社の取扱い包丁をブース内に多数展示されているのが目を引きました。また組合の4社ではブースの仕切りの壁をなくして開放的に感じさせるなど、展示の仕方も各社それぞれ個性的に展開していました。

 今回はとくにジェトロ(日本貿易振興機構)の後援も受け、 外国のバイヤーが通訳を伴って会場内の各社のブースを回って商談をしているところもありました。他にも地元で開催される見本市とあって出展社の社員が制服姿で他の出展社のブースの商品や展示方法を参考にしようと回る光景がみられるなど県外で行われる見本市とは違う雰囲気もありました。

 2日目の3日(木)からは「燕三条工場の祭典」が始まったこともあってバイヤーや招待客に交じって一般来場者も散見されるようになりました。
販路開拓のため県外に出て各々各社で出展するという今まで形から、一つのコンセプトのもとに共同(シェア)で出展するという形が増えてきました。今回のトレードショウもその流れに沿った見本市でした。       小林