令和元年度臨時総会・懇親会

 去る12月12日(木)、午後6時30分より「魚長」において令和元年度臨時総会が開催されました。
 総会は組合員153名中122名(うち委任状93名)の出席のもと広野副理事長の司会進行で始まりました。
開会の挨拶の中で中條理事長は「長岡(前)理事長からバトンをお受けしてからあっという間に2年が過ぎました。その間、三条市、商工会議所、地域の関連機関と連携させていただきながら、また組合員の皆様のご協力をいただきながら少しずつ活動してまいりました。その中で僅かなりにも皆様のお役に立てることがあったかと感じるところもありましたが、多くの方々に組合に参加しているメリットを感じていただくほどには至っていないと思っています。」と述べました。

開会挨拶(中條理事長)

 引き続き長岡信治議長のもと第1号議案「次期理事長選任について」審議が行われました。最初に長岡 次期理事長選考委員長より選考結果の説明がありました。「委員会の席で中條理事長より、未だ道半ばであり皆様のご理解が得られればもう一期就任し組合のために汗を流したい旨の発言がありました。委員会としては誰もが認める力量があり反対する理由もないと全会一致で中條氏を次期理事長に選考しました。」審議では異論も出ず選考委員会の結果が承認され中條克俊理事長が再任されました。
 中條理事長は再任の挨拶のなかで次のように述べました。「金物組合の理事長となりますと結構いろいろな仕事があります。と同時に一小企業ではなかなか出来ない経験や面識も得られました。そして私がこれからの2年間でやらなければならないことは、私の次に理事長をお願いする方への心と環境の準備を整えてバトンをお渡しすることです。また153社のなるべく多くの会社が『一人では出来ないこと、また新しいこと』に挑戦する1歩目のお手伝いをしたい。積極的に声を挙げていただき一緒にやりましょう。」
議事終了後、新規加入の2社が紹介され、(株)新潟ナニワの石部氏から一言挨拶をいただき総会は終了しました。

 臨時総会終了後、会場を移し、馬場副理事長の司会で懇親会が執り行われました。ご来賓をお迎えし、組合歌斉唱の後、理事長開演挨拶に移りました。中條理事長は開演の挨拶で「先程、当組合から再任という形でご承認をいただきました。これからも新たに気を引き締め、今期やる事は今期中に来年の春には区切りができるようにして、来期に向けて準備していきたいと思います。」と述べた後、「現在、燕三条貿易振興会が行っているベトナムのホーチミンにある『燕三条アンテナショップ』への出店は当組合も事業として参加させて頂いておりますが、現在B to C形式のショップを B to B形式もできるようにしたいと考えており、また、その中で当組合より参加された企業が少しでも新しい市場でのビジネスに繋がるようになればよいなと考えております。」と述べました。その後「話が変わり私はアメリカのドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に少しはまっており、そのドラマの中で『ウィンター イズ カミング(冬来たる)』というセリフが度々出てきます。ドラマの話とは関係ないが、私の友人の小売店経営者も『この10月11月はかつて経験したことのない売上げの少なさを体験した』と言っていました。別の業界からもそういった声が多く聞かれ、その都度ドラマのセリフ『冬来たる』が思い浮かびますが、冬が来ると言って私たちは恐れたり、手を止めたりと負ける事はできません。1社では出来ない事や新しい挑戦の一歩をお手伝いする事なども当組合の仕事ではないかと考えております。この後は皆様たくさんお話をして頂き、同業の方々のお話がヒントになる事もあると思います。そしてこれからも引き続き三条金物卸商協同組合の集まりにご参加頂きこれからも組合を盛り上げていって頂きたいと思います。」と述べました。

 続いてご来賓の紹介があり、三条市長代理 経済部長 渡辺一美様と三条商工会議所 会頭 代理 副会頭 岡田久徳様よりご挨拶を頂戴しました。その後、協同組合三条工業会 理事長 齋藤一成様の音頭で乾杯し宴がスタートしました。

 しばらくした後、越後三条鍛冶集団 会長 梅田効作様より中締めのご挨拶を頂戴した後、最後に山谷副理事長の閉宴の挨拶で臨時総会懇親会は盛会のうちに終了しました。